さて、問題です。
桜の木は、葉っぱが出てきてから花が咲くでしょうか?
それとも、花が咲いてから、葉っぱが出てくるでしょうか?
さて、さて、どちら・・・
思い浮かべて、見てください。
正解は、こちら!(本日のさくら草幼稚園の桜です。)
今日は7割ほど咲いていました。
さて、普通、植物は葉っぱが先でその後、花が咲くと考えられていますし、そのような植物が多いですね。
しかし、桜の木はその逆で、花が咲いて、花が散った後に葉っぱが出ます。
その理由としては、2つあるとされています。
1,受粉の方法が違うから
普通の植物は、虫のちからで受粉します「虫媒花」。虫が受粉を助けます。そのために、葉っぱを先に出し、虫を集めてから花を咲かせ受粉します。しかし、桜の木などは、「風媒花」風の力によって受粉をするので。花をいっぱい咲かせて、風の力で受粉をしているのです。さくら草幼稚園のサクランボの木も、今、真っ盛りに花を咲かせ風の力で受粉して、4月末から5月にかけてサクランボを実らせています。
2,温度・日照のよる違い
植物には、花の咲く温度と葉っぱが出る温度の違いもあるそうです。植物の力、自然の力はすごいもので、気温の変化をしっかりと感じ日照時間や温度を体でとらえて、花や葉っぱの発育制御を行っているそうです。植物の開花には「日照開花」(太陽の出ている時間)や「温度開花」(気温の変化)が関係し、桜は温度開花に属する植物で、累積温度が一定に達すると開花するそうです。
自然には不思議がいっぱい、是非調べてみてください。
■さて、今日の一コマ
各保育室では、思い出のページ作りが進んでいます。
その先は、いよいよ進級ですね。
もちろん、卒園式もいよいよ来週、練習も進んでいます。
■保育日誌より(抜粋)
●桃組(3月8日)
・今日はカレンダーをみんなで綴じた。最初の初めてクレヨンを使ったいちごの制作から振り返っていくと、作り方を覚えている子も多く、1年を通して楽しく取り組めたのだと嬉しく思った。しかし、今回のフックは少し難しいやり方だったので、バラバラになってしまう子もいた。しかし、最後までしっかりと直して、また続きもできていたので良かった。
・今日は英語教室が最終回だった。いつもより元気よく参加でき、単語を言ったり、歌を歌ったりと楽しい時間を過ごせた。赤組になっても楽しく参加してほしいと思った。カレンダーを綴じる時は作品を振り返りながら閉じていった。「絵が上手になったね」など声をかけたり、懐かしんだりして大きな喜びをみんなで共有できたと思った。
●青組(3月8日)
・今日は、昨日の続きということでひっかき絵を行い完成させた。ひっかくことで色々な色が出てきて「きれい!!」と喜んでいた子が多かった。ただ、アクリル絵の具を濃く塗りすぎてた子は強くひっかかないと色が出てこなかったので、塗っている時にはもう少し注意してみてあげて声をかけてあげればよかったと思った。